【英文法】have toとmustの違いは?〜おさらい〜

英文法
今回は「have to」と「must」の違いについて
前回の記事↓では、should」の意味について紹介しました。

 

今回は、「〜しなければならない」と教わった、「have to」と「must」の違いについて紹介していきます。

「must」には、「〜しなければならない」という義務を表す以外に他の意味もありますが、今回は義務の意味のみに焦点をおきます。

 

学校では「have to」と「must」、どちらも同じ意味で習ったと思いますが、いまいち違いがわからない人が多いと思います。

どちらを使おう?意味は一緒だしどっちでもいっか!と思って見過ごしていたならば、ここで違いを明確にしていきましょう。

 

まず、どこから強制力がかかってくるかを説明します。

must→「内から」の義務・強制力=話し手が決めた命令・意思
have to→「外から」の義務・強制力=周りの状況や外からの要求など

「must」は話し手の意思が含まれるため、何かをやらなきゃいけない状況に対し、話し手自身の気持ちを表しています。

一方「have to」の場合は、周りの状況や決められたルールなどで強制力がかかって来ます。

なので自分の意思は関係がなく、状況によっては「自分はやりたくないけど、嫌々やる」という意味合いも込められます。

主語に分けて、例文を見てみましょう。

主語が「I」の場合。
must :命令に近いニュアンス(話し手が決めた命令・意思)
1. I must improve my English.
(英語を上達させないといけない。)
例えば、英語でネイティブの外国人ともっとコミュニケーションを取れるようになりたいから、将来英語を使って仕事をしたいから、英語で発信できるようになりたい時など、〜しなきゃ!と言ったように話し手である「自分の意思」が含まれています。

 

2. I must get up at 6 am every morning.

(毎朝6時に起きないといけない。)

例えば仕事に行く前に必ずランニングを1時間行いたく、健康のために毎日運動する時間を確保したいから、と言ったように自分の意思が含まれる状況に適しています。

 

have to:客観的な状況から見て、必要となる義務(周りの状況や外からの要求など)
1. I have to improve my English.
(英語を上達させないといけない。)
アメリカに別に来たくなかったけど親の都合で来て、現地の学校に通うことになり、上達させないと友達もできないし勉強もわからない状態。
あまり気は進まないけど、状況的に英語を上達させないとヤバイからなど、「周りの状況や外からの要求」から必要性を迫られてる時に使えます。

 

2. I have to get up at 6 am every morning.

(毎朝6時に起きないといけない。)

例えば、6:30のバスに乗らないと学校に遅刻してしまうから、と言った周りの状況から判断して起きなきゃいけない状況。

提出期限に間に合わせる、フライトの時間が早朝便、集合時間が早いときなど。

 

まず、主語が「You」の場合。
must :命令に近いニュアンス(話し手が決めた命令・意思)

わかりやすく使われる場面の例としては、大人が子供に指摘するとき、学校の先生が生徒に命令するときなど。

You must finish this homework by today.

(今日までに宿題を終えなければいけません。)

例えば学校の先生が生徒に、(先生が決めた締め切り期限までに)宿題を終えなければいけない状況など。

主語がI→Youに変わっても話し手である「You」の意思が込められ、この場合は先生からの命令が含まれています。

 

have to:客観的な状況から見て、必要となる義務(周りの状況や外からの要求など)

You have to finish this homework by today.

(今日までに宿題を終えなければいけません。)

提出先のシステムが明日以降は自動で受け付けない。宿題をする人に明日から宿題をする時間がないと知ってて忠告するときなど。


 

mustは話し手の意思が含まれる分、主語が「You」の場合は命令だと思ってもらえれば大丈夫です。

なので強制力も「must」>「have to」となります。

混同しがちですが、mustとhave toに含まれている意味を理解しながら使っていきましょう。

must→「内から」の義務・強制力=話し手が決めた命令・意思
have to→「外から」の義務・強制力=周りの状況や外からの要求など