【英文法】「should=〜すべき」だと思い込んでいませんか?

英文法
今回は「should」の意味について

 

学校の教科書や受験英語で中学校や高校で「should=〜すべき」だと教わった方が大半だと思います。

辞書にもこのように書いてあります。

出典:英辞郎

日本語で「〜すべき」だと、

「〜しないといけない」といった強制力が強まった表現に感じられます。

 

しかし、実際にネイティブが使うshouldの意味は異なってきます。

 

shouldは「〜すべき」という強制力を持った意味よりは、「おすすめする」ような感覚です。

「〜したらいいと思う。」、「〜したほうがいいと思う。」という意味になり、

提案やアドバイス、意見を述べるのに適しています。


例文で見てみましょう。

 

例えば、少し咳き込んでいる友達がいるときに、

病院に行くのをすすめる時は、このように使います。

You should see a doctor.(病院に行った方がいいんじゃない?行った方がいいと思うよ。)

必ず行かなくてもいいけど、行った方が良さそうな時など、友達にアドバイスするときにこのような表現を使います。

 

しかし、もし友達が39℃超えの高熱でインフルエンザの疑いがある場合、病院に行かなきゃまずいよ、という時は、shouldではなく強制力の強い、「have to/must=〜しなければならない」で言った方が適しています。

You have to (must) see a doctor.(病院に行きなさい。病院行って。)

 

 

他の例文でもニュアンスの違いを見てみましょう。

You should pay my salary. (私の給料を払った方がいいと思います。)
You must (have to) pay my salary.(私の給料払ってください。払わなければなりません。(必ず払わないというニュアンス))

給料というのは働いた分、必ずもらわないといけないですよね?

もし上司や社長に、上段の方の “You should pay my salary”と言ってしまうと、言われた方は、「払った方がいいけど、別に払わなくてもいいんだな」と受け取ってしまい、給料を払ってくれない可能性があります。

 

上記の例文を実際に言う機会はあまりないですが、もしある場合は下段の表現、”You must pay my salary” と言わなければなりません。

 

なぜ学校で「should=〜すべき」と教えるのかはわかりませんが(実際には教えている先生がわかっていない可能性もあります。)、「すべき」だと思い込んで言い間違えないようにしましょう。


もし、強制力を持たせる表現を使いたい場合は、

have to, mustを使いましょう。

 

次の記事で have to, mustの違いを説明して行きたいと思います。